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佐古で150年続く老舗のお米屋さん・関山米穀店の六代目に密着

六代目の関山隆大さんはお米のアンバサダーだった!!

私たちの班は、関山米穀店さんへ向かいました!

 

 私たちは、一番身近な食材といっても過言ではない「お米」についてもっと知りたいと思ったので、お米を専門的に取り扱っている徳島市佐古一番町にある「関山米穀店さん」へ取材に行かせていただきました。

 お話を伺った関山隆大(せきやまたかひろ)さんは気さくな方で、とても話しやすく、いつも冗談を交じえながら話をしてくださり、僕たちを笑わせてくださいました。

 隆大さんは、1985年(昭和60年)12月10日生まれでO型、幼い頃から野球が大好きだったそうです。私たちの班には野球部員がいたため、とても話が盛り上がりました。さらにお米に対する情熱は人一倍で、とても真剣にお米について語ってくださいました。そんな関山米穀店さんは創業以来150年程続いていて、隆大さんで六代目です。

 

隆大さんが米穀店を継いだきっかけと、お米へのこだわり

 

 隆大さんが六代目を継いだのは、五代目であるご両親の「悲しむ姿を見るのが嫌だったから」だそうですが、次第にお米の魅力に心を惹かれていったそうです。

 お米に対する熱い情熱を持っていて、精米をしたものを店頭に並べておくのではなく、注文を受けてから精米をすることで、より新鮮なお米をお客様に提供することにこだわりを持たれているようです。さらに、お米は約2週間で味が落ちてしまうので、できるだけおいしく食べてもらいたいという強い思いから、その家庭にあった量を考慮して提供されています。

 また、お客様との「信頼」も大切にしており、例えば飲食店にお米を卸すのであれば、その店の料理に合ったものを吟味して提供しているそうです。ちなみに、まいぷれ徳島に掲載されている「活魚料理 魚榮さんとも長くお付き合いがあるとおっしゃっていました。

 それでは、隆大さんのおすすめのお米を3つ教えていただきます!!

激選3選!! ぜひ試してほしいお米

 

約40種の中から「今食べてほしいお米」ナンバーワンは!?

イチオシは「天川コシヒカリ」

 佐賀県産の「天川(あまがわ)コシヒカリ」は、粒がしっかりとしていて弾力があり、口に入れたとたんに甘みがふわっと広がるのが特徴。

 お店では「強靭で純甘! ふっくらエアリー!」と紹介されていて、何やら「ものすごいお米」のようです。

初めて見た長粒米!! 料理別、おすすめのお米2種

ホシユタカ(長粒米)

ななつぼし(北海道産)

ホシユタカは、チャーハンにおすすめ

 写真左の「ホシユタカ」は、少し細長い形の粒をしたお米で、長粒米といわれるものです。粘りが少なく、パラパラとした食感が特徴で、チャーハンに良く合うお米だそうです。

 

ななつぼしは、お寿司のシャリにおすすめ

 写真右の「北海道産ななつぼし」は、さらっとしていて甘みが控えめな米のため、お寿司のネタの味をより一層引き立ててくれるそうです。

私たちも、美味しいお米を試食させていただきました

 

 取材の際、「お米の味の違いを感じてほしい」ということで、北海道産の「ななつぼし」と「ゆめぴりか」をいただきました。

 徳島に住んでいる私たちは、徳島県産の「コシヒカリ」を主に食べており、他の種類のお米を食べたことはあまりなかったように思います。お米にはそこまで違いはなく、どれも同じようなものだと思っていました。しかし、「ななつぼし」と「ゆめぴりか」をいただいてみると、どちらも普段食べ慣れているお米とは甘みがぜんぜん違っていました。

 

<ななつぼし>

甘味がしっかりとしていて、お米だけでも美味しく食べれました。また、甘みはしっかりしていますが、あっさりした風味で主張しすぎず、どんなおかずにでも合うと感じました。

<ゆめぴりか>

噛んだ瞬間に口に甘味が広がり、歯応えがあってとても美味しかったです。もちもちとしていて、“もち米に近い”ような感じで食べ応えのあるお米でした。

 

食感や風味に違いはあっても、どちらもとても美味しいお米でした。

ここで! 米穀店(べいこくてん)って知っていましたか?

 

 「米穀店」は、普段私たちがいう「米屋・お米屋さん」の正式な呼び方です。Wikipediaをみてみると、以下のように書かれていました。気付いてなかったかもしれませんが、みなさんが知っている「お米屋さん」の看板にも「米穀店」と書かれているかもしれませんね。

 

米穀店(べいこくてん)とは、主に農業協同組合(農協)から、卸される米を中心に穀物を扱う食料販売店を示す。一般的には、米屋(こめや)と言われる。(Wikipedia/米穀店より)

取材をしてわかったこと

 今回の取材では、とても貴重な体験をすることができました。隆大さんはとても人柄がよく、緊張していた私たちも楽しく取材を進めることができました。

 取材を始めた頃は私たちはお米の知識があまりなく、またお米は毎日食べるのが当たり前のものという存在でしたが、取材を進めるうちに、私たちがお米を食べるまでには、農家の方を初めたくさんの方の苦労があるのだと知ることができました。

 今回の取材で隆大さんの「お米への熱意と信念」を間近で感じることができました。隆大さんは、自分の仕事は「お米の良さを伝えること」だとおっしゃっていました。まさに、『お米マイスターでもあり、お米のアンバサダー』という感じです。

 『苦手なSNSを使い、たくさんの人にお米の良さを伝えている。』

 今後私たちが社会で働くようになったとき、隆大さんのように苦手なことにも挑戦し、自分の仕事に誇りを持ちたいと思います。

12月下旬、取材記事公開の報告のため、関山隆大さんのもとへ行ってきました。

 

 関山米穀店の隆大さんには、ここで会える!

 

店名 関山米穀店
住所 徳島市佐古一番町7-11
電話番号 088-652-4801
営業時間 8:00~18:00
定休日 日曜 ※お電話いただけましたら対応いたします。

関山米穀店

米穀の小売販売・卸売販売/配達

現在、お米の世界に挑戦中! 常時40種以上の米が揃っています。

徳島市佐古一番町7-11

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