●安喰さんが、マラソンを始めたきっかけは？

大学を出てしばらくして、ランニング専門誌の出版社で働き始め、仕事の関係で走るようになったのが、マラソンを始めたきっかけです。
僕は高校・大学と陸上競技をしていたんですが、マラソンはそれまでの陸上競技と全然違っていて、学生自体の陸上競技の経験では歯が立たず、すごく苦労しました。

●マラソンを続ける理由は？
マラソンは、僕にいろいろな人との出会いを与えてくれ、いろいろなことを教えてくれるんです。『走ること』そのものよりも、走るということを通じて味わえるその世界がすごく好きなんです。だから今も自分自身が走っていますし、Harriers（ハリアーズ）というランニングチームを作ったんです。

●とくしまマラソンのランナーへのメッセージ
仕事や家事のあいまを縫ってマラソン大会に参加している市民ランナーの方を、僕たちは本当に尊敬しています。
ただ、怪我にだけは十分注意してほしいです。なかなか時間がとれないとは思いますが、走るトレーニングと同じように自身の体のケアもしっかりして、本番に臨んでください。

●地元徳島でのイベントを行った感想は？

中学までを過ごした徳島で、当時お世話になった方たちに、こういうイベントを通じてまた会えたのはとてもうれしいです。天気も良かったですし、参加されてた方たちがすごく楽しそうに走っている姿が、とても印象に残りました。

●マラソンのモチベーションを維持する秘訣を教えてください。
自分で目標を決めて、それをクリアすれば、また次の目標を決める。それの繰り返しが走ることへのモチベーションを維持させているんだと思います。

競技として走ってきた私たちには、すごくうれしいことなんですが、最近は『走ることがファッションの一部』になっていますよね。すごくオシャレなウエアもたくさんあって。当時、今みたいなウエアがあったら、もっと楽しく走っていただろうなって思いますし、かわいいウエアを着ることを楽しんで走るのもマラソンを続けるモチベーションアップにもなると思います。

●とくしまマラソンのランナーへのメッセージ
とくしまマラソンはコースがシンプルで、とても景色がいいのでそれを楽しみながら走ってほしいです。あとは、力強い阿波弁の声援をしっかりと受けてくださいね。

●地元徳島出身の市橋さん、オススメの店や場所は？
鳴門市の大麻中学校近くにある『お好み焼　鈴木』は、本当に良く通っていました。豆焼を良く食べてました。
あとは、景色がよくて美味しいジェラートが食べれる北島町の『ナチューラ（ナチュラルジェラート＋カフェ　ナチューラ）』も良くいきます。
それと、鳴門市出身の私としては、鳴門から見える海の景色はすごくオススメです。