取材に行ってきました！
あすたむらんど徳島の特別企画星空朗読会に声優の速水奨さんが登場
～イントロダクション～
4万個近くの星を映し出し、満天の星空が楽しめるあすたむらんど徳島のプラネタリウム。2015年11月8日（日）に、特別企画として人気声優の速水奨さんによる星空朗読会が開催されました。
スーパーヘリオスが映し出す徳島の秋の夜空を眺めながら、優しく包み込むような速水さんの声で、みずがめ座やうお座、ペガスス座といった秋を代表する星々に秘められた神話の解説や、宮沢賢治の短編小説「よだかの星」の朗読が行われました。会場には多くのファンが駆けつけ、速水さんとプラネタリウムが作り出すロマンチックな雰囲気に酔いしれていました。
まいぷれ徳島編集部も朗読会におじゃまして、速水さんの世界にどっぷりと浸ってきたのでした。
～インタビュー～
さて、速水さん。プラネタリウムでの朗読会はいかがでしたか？
美しい星空の下というシチュエーションはやはり最高ですね。闇と星の光が作り出す世界は、物語の中へどんどんと吸い込まれていくようでした。本当にロマンチックな世界ですね。
朗読会の魅力はどんなところですか？
インタビュー中の声も、とても素敵な速水さん。
お客様とのセッションが最大の魅力ですね。
アニメやドラマとは違い、自分の発する声やその雰囲気に対するお客様のその場での反応を感じながら物語を読み進めていくことは本当に楽しいことです。
特にプラネタリウムでの朗読会は、本当に手元が暗いんです。なので、一度に目にできる台本はほんの数行。もちろん台本には何度も目を通して準備はしているのですが、自分の目の前にある文字と感情、そしてお客様の感情がぶつかり合って生み出す世界は、『その瞬間だけ』に味わえる楽しみです。
以前にも徳島に来られたことがあるそうですが、どのような印象を持たれましたか？
今日の星空朗読会に投影したのは徳島の秋の夜空で、本当に美しい眺めですが、昼間に観る徳島市の景色も、山と海がこんなにも近く、その中を吉野川が流れていくという、他にはなかなか見られない美しい景色でした。郊外の、のどかで温かな雰囲気もとても印象的でした。
これから冬を迎えていきますが、声優さんにとって大切なのどのケア、どのようにされていますか？
表情豊かに朗読をされる速水さん。
頭上には美しい夜空が広がっています。
特別なことをしているわけではなく、乾燥や風邪の予防に“うがい”をしていることでしょうか。
みなさん、僕が特別なケアをしていると思われているみたいなんですが、本当に基本的なことを気を付けているだけです。強いて言うなら、のどを休めることを意識しています。
のどを使いすぎたなと感じたら、無理をせずにしっかりと休めてあげるようにしています。特に、お酒を飲んだ後のカラオケは厳禁ですね（笑）
最後に徳島の方へのメッセージをお願いします。
徳島に来る機会ができて、また朗読会にこんなにもたくさんの方が来てくださって本当にうれしく思っています。今後もアニメ作品を中心に活動を行っていきますので、これからもぜひ応援をお願いします。あすたむらんどのプラネタリウムで、そして徳島の街で、またみなさんにお目にかかれることを楽しみにしています。
～編集部記～
この日行われた星空朗読会は、2回とも満席で速水さんの人気ぶりがうかがえるものでした。編集部も、速水さんの響き渡る低音の声に、わくわく、ぞくぞくとさせられました。速水さん、本当にありがとうございました。
