古くから徳島の人々の生活を支えてきた、歴史ある東新町商店街。商店街の衰退が全国的に問題視される中、東新町商店街も例外ではありません。この流れを打破しようと、新たなジャンルの店舗の誘致や、イベントを企画するなどして、商店街の活性化に向けたさまざまな取り組みが行われています。
そのひとつが、今回紹介する「東新町ウインターイルミネーション」です。東新町1丁目商店街が主催するこのイルミネーションは、昨年に引き続き2回目。今年も編集部が取材してきました。
さて、このイルミネーションの主催である「東新町1丁目商店街」は、東新町アーケードの入口から、コルネの泉までの店舗を指していることをご存知でしたか？　東新町商店街の中でも特に店舗数が多いのが特徴です。ちなみにコルネの泉に向かって左奥が東新町2丁目、右奥が籠屋町となっています。
前置きはこのくらいにして、イルミネーションの話に戻りましょうか。

今年で2回目となるこのイルミネーション。昨年は「おもてなし」をコンセプトに、スイーツや鏡餅をイメージしたイルミネーションがたくさんのお客様をお迎えしました。
今回は、お客様が「どこかへ出かける」、「何かを始める」、「新年が始まる」ことをお手伝いする“お迎えの馬車”が飾られています。

◆点灯期間　平成28年1月17日（日）まで終日点灯
◆場所　徳島市東新町商店街内・コルネの泉
◆主催　東新町1丁目商店街振興組合

このイルミネーションは終了しております。たくさんのご来場、ありがとうございました。

今回お話を伺ったのは、東新町１丁目商店街振興組合で代表理事を務められている原田吾朗さん。
イルミネーションや今後の商店街について熱く語っていただきました。

Q.まず、初の試みとなった昨年のイルミネーション。どのような反応がありましたか？
　大変好評いただきました。商店街でイルミネーションが楽しめるのは新鮮だったと思います。記念撮影をしている人の姿を、たくさん見かけました。

Q.イルミネーション以外の商店街としての取り組みを教えてください。
　東新町1丁目商店街は店舗数が多いこともあって、徳島商業高校の生徒さんと一緒に行うお茶会や、マチ★アソビの撮影会、県や徳島市と一緒に行うたくさんの催しが行われています。夏の阿波おどり期間に開催している「お化け屋敷」もその一つです。

　『この季節になったら、そろそろあのイベントがあるな』という、季節を感じるイベントや空間を創出していきたいと思っています。